こまくさ会

活動報告

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白山 山行報告!!

【期日】2015年10月3日(土)-4日(日)
【山名】石川県 白山(2702m)、別山(2399m)
【目的】秋の山を楽しみながら、各々の体力強化・健康促進に努める。歩こう会兄弟の絆を深める。
【参加者】
有馬滝菜(35th CL)
北尾妙(25th 記録)
関根則子(10th SL)
関根博

【行動記録】

10/3(土)

前夜20:00に名古屋を出発した有馬チームは深夜12時前に市ノ瀬ビジターセンターに到着し、車中泊。標高850mの市ノ瀬駐車場はとても寒く、震えながらトイレに行ったのでした。ベッドをフラットにするためにベニヤで作成した板のおかげか、熟睡。(どんな板か気になる方はこちら

 

7:00 シャトルバスにて、市ノ瀬発

のりさんカーが待ち合わせ時間に現れず、やっと繋がった途切れがちな通話では、とりあえず2時間位遅れそうだということが分かった。「南竜山荘で待ち合わせで」そんな感じで、アッサリとした会話で別行動が決まりました。

ノリさんカーは高速道路の降り口を間違った事や予定していた道路が通りたい時間に閉鎖されていたりと様々あったそうです。

どちらから言うとも無く、今日は2人で別山をピストンしてしまって、明日4人で白山に登ることに変更しました。

 

7:20 別当出合、バス下車

結構寒いです。シンボルとなっている大きな吊橋は隠れて見えませんが、いよいよ登山開始です。

 

8:05 中飯場 着
8:15 出発

水洗トイレが完備されていていました。たっきゃんは歩こう会Tシャツにパッチという伝統的なスタイル。

 

9:00 別当覗 1750m 着
9:10 出発

別当覗(のぞき)では、実際に覗きに行って滑落した方が居るらしく、正義感の強い登山者の方が知らずに近づいてしまう人に順次声をかけて注意を促していました。ガイドさんと思わしきその風貌の男性は、聞くと登山素人の方ということです。

ちなみに、たっきゃんのこのリュックは今回初使用だそうです。ベルトも壊れウエストベルトなんて無いそのリュックは、もちっこで先輩から譲り受けたということで、今回大勢居た白山登山者の中で一番年季が入ったリュックと見受けられました。

 

9:50 甚之介避難小屋 着
10:00 出発

立派な避難小屋がありました。お水も出ます。別山方面の眺めも最高です。

 

9:20 南竜山荘への分岐を通過

ナナカマドが真っ赤です。

 

11:00 南竜山荘 到着 
12:00 別山に向け出発

南竜山荘ではインスタントラーメンを食べ、ホットコーヒーを飲み、窓際から歩いてきた方面を眺めてゆっくりと寛ぎました。

南竜山荘にチェックインし、「別山へ行って来ます」とのりさんたちに書き置きを残して出発。ダッシュしてピストンし、日暮れ前までには戻らねば。

南竜山荘のテント場はとても気持ちのいい眺めでした。

 

別山への急斜面を登り切ると、白山の全貌が臨めました。

もうちょっと進むと、もっと白山が見えてきました。写真中央には南竜山荘があるのが見えますでしょうか。

 

13:05 2256m峰の先
13:10 出発

この峰を超えると、南は御嶽山から北は剣岳まで、北アルプスがずらっと見えました。それにしてもひとけがありません。熊に会いそうで、熊鈴でも持ってくればよかったと密かに後悔しました。

 

13:12 天池通過

14:08 チブリ尾根との分岐通過

 

とうとう見えました、一番高いところが別山の頂上です。道標がちょこんとあるのが見えますか。かなり大きな山ですね。

 

14:20 別山山頂 到着
14:35 出発

別山山頂から白山の眺め。明日はあそこにいくんだなあ。

 

15:35 天池 着
15:45 出発

天池は小さな池ですが、手足や顔の両側にひげのあるへんてこなオタマジャクシみたいなのが居ると話していたのですが、市ノ瀬のビジターセンターで聞いたらサンショウウオだそうです。雪が降ったらどうするんだろうとたっきゃんが心配していました。

16:40 南竜山荘 着 バンザ~イの影です

先に着いていたのりさんと博さんと合流。久しぶりに、しかも山の中で会うとうれしいものです。
人も少なく、広々と使わせて頂きました。毛布も清潔っぽく暖かく、使いたい放題。快適です。

夜ご飯も、里芋といかの煮物、焼き魚、キャベツ千切り、お漬物、煮豆、、、という感じで胃に優しく豪華でした。お米やお味噌汁はおかわりも出来、おしかったです。偶然にものりさんの同僚の添乗員さんにお会いして一緒に食事を取りました。

20:00 就寝 

外は素晴らしい星の眺めだと盛り上がっていましたが、寒いので見に行くのを止めました。向かいの列には関西系のお客さんが面白いトークをずっと繰り広げており、しばらく寝られなかった博さんとたっきゃんはえんえんと聞かされていたそうです。

 

 

 

10/4(日)

4:30 起床
4:55 出発 とんび岩コース

ツアーの時のスタイルで、なんと目が冷めてから25分後に歩き出しました。もちろん真っ暗な、ガスの中、ヘッドランプ行動です。

お弁当は「朝弁」と言って、朝食をお弁当にしてもらうのがツアースタイルだそうです。ちなみに「朝弁」は夕食後に渡され、料金は100円割引になりました。

 

5:25 レインウェアを脱ぐ休憩 まだ薄暗い。
5:35 出発

 

6時前、東のほうがへんな朝焼けにで真っ赤になりました。「明日は絶対快晴」昨日誰かがそう言っていましたが、どうも天気は優れないようです。

 

6:05 御前坂 レインウェア着る
6:15 出発

歩き出してしばらくは小雨でしたが、やがて本降りになってきました。

チングルマの綿毛がキレイです。また、こちらのコースはナナカマドも真っ赤に紅葉した葉が残っており、キレイでした。

 

7:00 室堂ビジターセンター 着

室堂ビジターセンターでは、ここの宿泊者でなくてもこのりっぱな食堂を利用してよいそうで、さすがおもてなしの県石川県だと絶賛し合いました。ホールにはストーブが焚かれ、誰でもあたたまることが出来ました。こんなに親切な山小屋を見たことがありません。ドアの外の軒下ではガスも炊いてよかったのでコーヒーも沸かして飲みました。おみやげを見るのが好きというのりさんは、ドングリのキーホルダーを買っていました。

これが、南竜山荘で頂いた「朝弁」です。鮭や天ぷら、きんぴらなどおかずがたくさん入っていてめちゃくちゃ美味しかったです。

 

8:05 白山ピストンに向け出発

のりさん、たっきゃん、北尾の3人はガスの中白山をピストンしにでかけました。博さんは濡れてしまった衣服をストーブで乾かしながら待つことに。

のりさんの歩みはとても早く、他の登山者をごぼう抜きの勢い。必死でついていきます。

30分もかからずに山頂についてしまいました。

 

8:32 白山山頂 登頂
8:45 下山開始

ガスが風で飛ばされると、たまにコバルトブルーの池が見えました。

 

9:05 室堂ビジターセンター着
9:50 下山に向けて出発

室堂ビジターセンターは700人を収容するとても大きな施設です。


 

10:15 黒ボコ岩(2320m) 休憩
10:20 出発

視界が開けてきたので、集合写真を撮りました。

 

 

博さん足の爪に激痛を訴える。のりさん甘やかさず先を急ぐ。

11:20 甚之介避難小屋 着 インスタントラーメンを食べる
12:05 出発

 

13:30 中飯場 着 博さん靴を履き直すと激痛はなくなり、靴の履き方の重要性を語る。
13:42 出発

14:10 別当出合 到着
14:30 シャトルバスに乗る

15時前 市ノ瀬ビジターセンター到着、その後温泉に入った後、解散。

 

【ひとこと感想】

博さん:次は2017年、白山開山1300年祭めざしてリベンジします!

のりさん:白山はいい山でした!また来ます。こまくさ会として登頂できて良かったです!

たっきゃん:最高の秋山でした。次は冬山!

北尾:5年ぶりのこまくさ会登山、参加できて嬉しいです。

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