こまくさ会

谷川岳山行 報告(2010年6月5日)

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【期日】2010年6月5日(土)
【山名】谷川岳(1977m)
【目的】日本山岳を代表する明峰谷川岳の大自然と岩場を彩る高山植物を楽しむ

【参加者】
関根則子 (10th)


【行動記録】

6月5日(土)

雨のちくもり時々晴れ

* 前日に、参加予定だったささちゃんから 「参加できない」 とメール入り、残念だが一人登山をまたもや決意する。とにかく毎月一回馬鹿みたいに山行を重ねることにこだわる自分が悲しい。

* 前夜の天気予報では、5日土曜日は気象不安定で関東北部は雷雨・・・・とのこと。
谷川は有名な雷が多い山なので、参加者は自分だけみたいだし、予定より早めに出発することにする

5:00 小川町出発
 
関越道花園ICより水上ICまで・・・・ 途中でものすごい雨!
高速道で水しぶきひどく、前が見えない。ああ、山はどうなるのか・・・


6:30 谷川岳ロープウエイ駐車場着 

すでに10人くらい切符売り場にならんでいた。
土日は早朝7時からロープウエイが動くのだ。みんな知ってるんだねえ~
係員から、 「本日は雷雨のおそれあるため、途中で運行中止することもあります。」
とおどかされたが、往復券2000円を買う。

7:00 ロープウエイ乗車 

15分で天神平駅につく。やはり、雨。しかも激しく降っている。
どうしよう~~~と考えながらカッパ上下着る。他の登山者もみんな迷っているみたい。
しばらくウロウロしたあと、いや、行けるところまで行ってみよう!と決意し
勇気ある?一歩を踏み出す。(いや、無謀な一歩か?)

7:30 天神平駅出発 

道ぐちゃぐちゃ。

しかし、なんと、この雨の中にも道にはかわいらしい花々が咲いているではないか!
イワウチワ、ショウジョウバカマがず~っと続く。しかも、めずらしい!!

なんと! ムラサキヤシオが咲いているではないか!!いや~得した気分で雨も楽しくなる。

8:20 熊穴沢避難小屋着
8:25   同   出発  

けっこういい小屋になっている!!雷鳴ったらここに逃げ帰るか!

8:45 天狗の留まり場着
8:50   同   出発 

ここらへん手前から岩場の登り始まる。ときおり雨やむ。助かる~~~!!

時折黒い雲が上空を横切る。風も強くなる。
いつ雷があたってもおかしくない、と覚悟を決めながら歩く。
しかし、晴れ間ものぞく、うん、よし、大丈夫だと不安が確信に変わる。

肩の小屋手前200mほどが雪渓の急な登り。しかし、一応補助ロープあり。キックステップで行く。

9:30 オキノ耳1977m着
9:35    同  出発  

先に高校生と先生らしきグループ7名がいた。写真だけ撮って早々に下山開始。
雲が渦巻く頂上直下にはミネザクラが咲いていた。孤高の花よ!

立派になった肩の小屋ものぞいて見たかったが、見ないでとっととおりる。

10:15 天狗の留まり場
10:20   同  出発  

ここまで下りてくればもう安心!次第に登ってくる人とのすれ違いが多くなる。
天気もなんとか回復してきた。山頂付近のガスはとれないが、この辺りは晴れ間。

下界が近づくにつれ、だんだんすれ違う人々の服装が軽装になってくる。
熊穴沢避難小屋付近ですれ違ったひもリュックにスニーカーのおばさん(私もおばさんだけど)2名は「この先小屋とかあるんですかあ~~~」とのんきな質問。(地図を見ろ地図を!)と思いながらも「ええ、ありますよー山頂近くにも小屋あります。雪渓の急登もありますよー」と優しく教えてさしあげた。 「へえ~雪?」と!!驚いていた。ワタクシも別の意味で驚いた。 (大丈夫かね?君たちそんな格好や覚悟では・・・・・・)

天気も良くなってきたしヒマなので、天神峠周辺散策に向かった。

谷川オキノ耳

かわいいイワウチワの花・・・この薄ピンクの花がずっと登山道に続いていた。

11:20 天神峠着 

さらに軽装のおじさんおばさんがいっぱいいた。ここは遊覧リフトで来られる。 


11:30 大展望を楽しんだあと、ロープウエイにて下山。


ロープウエイと白毛門朝日岳方面

新緑と雲湧く谷川岳方面

*下山後、谷川温泉 湯テルメ谷川へ 入浴550円
土曜だというのに人が少ない・・・おかげ様でゆっくりのんびり湯につかれた。


【感想】

*雷にびくびくしながら登ったが、なんとか無事山頂まで行けて良かった。 谷川はもう何回も登っているが、今までは花に気をつけて歩いたことがなかった。今回はイワウチワ、ショウジョウバカマ、ムラサキヤシオツツジ、オオカメノキ、タムシバ、イワナシ、など結構群落で咲いていて見事だった。ツバメオモトやイワカガミの花芽などもたくさんあり、岩場ばかりと思っていた谷川の認識が変わった。  

*4,5,6月と参加者少なく、これは山の選定に誤りがあるのではないか?と反省・・・もっとみなさんが参加しやすい山域を考えたほうがよいのかも。(のりぴい)

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